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  • 執筆者の写真Miwako Hosoda

Hitomi

更新日:2023年3月9日

これは、故モーリス・ベジャール芸術監督が率いる<二十世紀バレエ団>のプリンシパルであった、故浅川仁美さんの手記です。


沢山のダンサーが外国のバレエ団で働き・帰国して・バレエ団を作り 沢山の素晴らしいバレエ・ダンサーを育てています、しかし 市立、国立のバレエ 団は ただ一つ、新国立劇場だけです。未だ日本で バレエダンサーの生活は何一つ 保障されていません。


踊る為にお金を出し、公演のたびに入場券を売らなければな りません、売れない場合は 全て 自分持ち。とても貧しい人達には出来ません。今 外国には沢山の留学生が来て居 ます。親達は 子供の為に 沢山のお金を払っています。


私のように お金もなく 親の援助もなく 外国に出てくるなど、私の時代では 考え られ無い事なのです。友達に「それは無鉄砲な事」と言われました。でも 其れを しなければ“今の私”は無かったのです。


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本文

序文 1945年8月15日二次世界大戦終戦 広島と長崎に 原爆投下という恐ろしい兵器によって、戦争は終結したのです。 何の為に死んでいったか分からない 多くの人々 親を亡くし、子を亡くした 人々、 戦争は勝っても、負けても、苦しむのは庶民です。 戦争はいかなる理由いかなる理由でも、決してあってはならないと 私は思いま す。 それでも この 地球のどこかで、今も 尚行われている。悲惨です。悲しい事

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